いわゆる受験勉強のコツ%20公務員試験の勉強法%20/ 

公務員試験の指導者としてたくさんの合格者を短期合格させてきた経験から、受かる勉強法というのを紹介してみたいと思います。

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壱)択一力

公務員試験の択一試験は教養試験と専門試験がありますが、専門試験は政令指定都市と中核市の一部、県庁以上で出題されます。これらの職務では法制度を作ったり徴税業務があり法律知識や財政知識、選挙制度、行政学、自治体経営、社会学などの知識が備わっていることが必要なので、就業前の訓練として(PJT)学習が義務付けられます。採用後もこうした勉強を続けなければならないので、素養として勉強力があるかどうかを判断されます。

出題内容は基礎的なものから法律については、実務的な内容まで出題されますが、大学で勉強する範囲が必ず出るのではなく、実務で間違えやすいところや、間違ってもらっては困る基礎的な知識が出ます。特に行政法では、かっては行政学で様々な論点が指摘されていて、そこから出題されましたが、現在ではほとんどが立法上の解決を見ていますので、法律制度を知っていれば大学での学問的な勉強は不要となっています。

択一力とは、集中力と持続力を中心として、知識を瞬間的に脳の中から解答用紙に移転させる能力のことで、間違いを絶対にしないだけの反復練習と長時間の実務中に眠くならないように集中できる集中力を養成できれば合格できます。座学は必要ではなく、過去問で出た知識の反復練習と、長時間問題演習をすることで集中力を身に付ければ高得点が取れるようになります。

ただ、平成28年から国家系の試験では専門知識について「曖昧な表現」を使った問題が多用されるようになっています。従来はこうした問題は選択肢問題とされて、「1、ア ウ」 のような形式の選択肢で出題されて、選択肢の中に非常に難易度の高い選択肢があっても、選択肢の組合わせで正解できる確率が高かったのですが、28年から、「2、イ」のように組み合わせられていない選択肢が増えて、正確な知識や曖昧な表現を理解していることが求められるようになりました。判例でも、一般職でも補足意見などが出題されて、受験生を驚かせる効果を狙っている問題が増えています。

ただ、これも、知識の正確さを高めれば解消できるので、結局、反復回数や知識の奥深い検証をすることで解消できます。

このように、択一力は「有限な問題を反復回数を増やしていけばできるようになる」専門試験とともに、大学入学時までの学習結果が「大きく反映される」教養試験があります。教養試験では小中で受験したことがある人が有利になるようになっています。高校で私立文系に進んだ学生は、習っていない分野が出されるので非常に不利になるようになっています。私立大学には不利になるのが公務員試験の数的処理です。17問も出題されるので私立文系の学生は早期に対策しておかなければなりません。短期間で上達するものではないからです。特に30年の問題からは数的処理は難易度が上がり始めています。これは民間併願者や国公立大生二序列をつけやすくするためと言われていて私大生には非常にマイナスに働いていて、特別な対策が必要になっているといえるでしょう。

全体として、受験勉強のコツは、まず、出題試験を全体的に俯瞰して勉強を始めることです。一科目別に勉強するのではなく、過去問冊子を使って常に全科目をバランスよく勉強することを心がけることです。

 

弐)タイムマネジメント

択一力は本番での時間管理能力を身に付けなければなりません。教養試験は全受験生が時間が足りなくなるように作られているからです。時間が余る人はいません。満点が取れることはかなり奇跡に近いです。それは受験者の頂点に合わせて、さらに受験生のトップでも全問正解できないように時間の係る問題が配列されているからです。なので、教養試験では全問正解をするのでなく、与えられた時間を最大限に有効に使えるような効率的な問題、つまり、自分が解ける平均的な問題と、最高難度の問題、そして、最低難易度の問題を熟知して本番で、その組み合わせを的確にして時間配分をして、最も効率の良い得点を取ることができるようにすることが合格へ直結します。

その具体化としては、ある試験を受けるならその試験問題を何度も本番の時間を使って繰り返し練習して自分が時間の係る門谷とそうでない問題を見分けて、どの問題を本番でやって、どの問題を本番でやらないかを決めて試験に臨むことを決めることです。

教養の試験勉強は、この問題の難易度の見極めとその処理順番を決める作業になります。経営学的な作業能率練習というのにあたります。事務処理能力を高めることを主眼として訓練することが求められるのが教養試験の受験勉強です。したがって難問をやることは非効率的な選択なので失敗作業となります。易しい問題を確実に解くことが必須作業。何よりも、自分の作業効率を高めることが得点を伸ばすことにつながります。

このように教養試験は作業効率を上げる練習を繰り返すことで得点が伸びる試験と言って良いでしょう。数学が苦手であることは言い訳にならないので、私大文系の皆さんでもこれから適切な訓練をすることで容易に高得点が取れるようになります。

「採用したい人」の第一条件とは「短時間で効率よく大量の業務をミスなく処理できる」ということであり、それが択一試験(短時間で大量の問題を効率よく処理することで高得点が取れる試験)が課されている理由であると思います。今まで不得意だったと思ったのは教える人間が不得意だったからに違いありません。これから勉強を始めて、今まで苦手だったものがなぜ苦手だと思ったのかを再発見してみることができます。

公務員試験の合格理論は、多数の講師が「切り貼り」で指導していく「パズルのようなもの」ではなく最初から完成された理論としてあるということに気づいてもらいたいものです。