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いわゆる受験勉強のコツ%20公務員試験の勉強法%20/ 

公務員試験の指導者としてたくさんの合格者を短期合格させてきた経験から、受かる勉強法というのを紹介してみたいと思います。

質問がある場合にはhttp://karisumakousi.com 東大カリスマ講師の公務員予備校を見てみてください。

壱) 公務員試験合格の基礎(総論)

公務員試験は能力試験であると同時に採用試験ですから公務員の仕事能力として重視される次の適性を持っていると合格しやすいでしょう。

1 長期の計画性(長期目標実現のため日程管理) 国家総合職なら大学2年から、地方上級・国家一般等なら大学3年の4月から公務員試験対策を始めること。「いつから公務員試験勉強を始めましたか?」という質問には短期間で勉強したことで優位に立てるのではなく長期間、公務員志望の意思を持ち続けてそれを達成する達成力と目的意識に基づいた自己管理力を示すことで優位に立てます。

2 短期の計画性(1日の作業管理と時間管理)大学の日々の授業や仕事を両立することができる計画を立てることと、日常、その計画を順守して行動できること 予備校ばかりに行っていたおかげで筆記試験に合格したという人は「環境(財力)に恵まれていた」だけで、その環境が整わなければ仕事ができないと判断される場合もあります。

3 論理的思考力 数的処理や論文では論理的思考力を試されます。国家総合、国家一般、国家専門、裁判所事務菅、地方上級と、その思考パターンは異なりますので、各々の試験では格別の論理思考力が数的処理や教養論文で試されますので、その適性があること。

4 偏りのない人間性 面接・論文では偏りのない人間性が試されます。

5 最低限のコミュニケーション能力 面接では仕事上の意思疎通ができるかどうかを測られます。友人の数が多すぎず、少なすぎず、教授や上司と問題のない関係を築くことができるかどうかなど、「学業の質問」は「採用後の職場における上司との関係性」と「説明力」を試されていると思ってください。動的なコミュニケーション能力は面接での会話や集団討論で判別できますが、静的なコミュニケーション能力(関係構築能力)は、友人や教授、教員、上司との関係性で判別されます。

6 短期合格の可否 短期合格は最初で挙げた「長期の計画性」が欠けている場合です。したがって面接試験で「達成力と目的意識に基づいた自己管理能力」を立証できることが必要になりますが90%程度の合格者は大学3年後半から、ないしは大学4年から公務員を目指していますので、「達成力と目的意識に基づいた自己管理力」を短期の計画性によって補うことができます。勿論、長期間公務員を目指して努力していることは面接では優位に立てますが、国家総合職のような特殊な職種でない限り、受験生のほとんどが大学から公務員を目指している現状から考えれば合否に影響する度合は低いと考えても良いでしょう。ただ、採用後の対偶については差が出てしまうのが当然と言って良いかもしれません。

7 短期合格の可否 3か月から半年程度の短期間で合格できる人は、本校のように受験情報が豊富でピンポイントで「求められる適性を伸ばす」ことができる場合を例外として、上記1~5が非常に優れている人であると思います。目的のために何を犠牲にし、何を必要とし、何を準備しなければならないかを的確につかむ能力と情報源を持っている人は短期間で合格するために1~5を補って合格することができるといっていいと思います。以下、勉強法について紹介します。

弐)  独学の危険性

弊社が3か月程度の学習で短期合格できる教材を販売しているために、「公務員試験が簡単だ」という誤解が広まっているようで、それによってお金を節約するために独学をする人が増えているようですが、その危険性についてお話ししましょう。

まず、市販のスー〇〇や、〇〇マス、〇〇ナビなどの予備校や出版社物の参考書だけで合格しようとすると数年が係ると思ったほうがいいでしょう。合格できないわけではありませんが国公立大学生など一部の独学に馴染んでいる人を除けば、大学受験で予備校に通って講師の力で合格した人は、独学で30科目以上の勉強をするには多年の労力を要します。またこうした問題集で使えるのは政治学・行政学・憲法・行政法・財政学・経営学・社会学・会計学などに限られ、問題集の解説だけでは理解が難しい数的処理や英文、日本文の解釈、そして経済や民法は合格点に到達することすら至難の業と言っていいと思います。

科目でマスターする内容が違います。政治学~会計学は単なる暗記で済みますが、数的処理は論理的な思考が必要ですし、数学的な知識も必要。さらに資料解釈では筆算を短時間でできる計算力、そして、判断推理ではA4半ページくらいの問題を短い時間で読み・理解し・解答の道筋を見つけ・正確にその手順を踏むことができなければなりませなん。

それぞれの科目で合格ラインとされる7割程度が取れるまでの所要時間を計算してみましょう。

公務員試験の地方上級(県庁・政令市役所)と国家一般職で出題される試験科目を例にとって考えましょう。

単純暗記科目の政治学~社会学の7科目では代表的な市販問題集は350ページ程度で、これを最初の一回全問題を解き、解説を読むと1ページを1時間で学習して350時間。これが7冊で2450時間となり、1日平均2時間学習しても1225日、つまり3.35年がかかります。これら7科目は単なる暗記で合格ラインまで到達できる科目ですから、この科目ができなければ公務員合格は夢となります。したがって、この3.35年が独学で勉強する場合に越えなければならない最低ラインの時間ということになるでしょう。

これだけの時間がかかっても、まだ1回しか解いていないことになりますので、合格に必要な5~6回の反復にはどの程度の時間がかかるでしょう。

例えば2回目は初回の半分の時間で350ページの問題を解く、3回目は2回目の半分、4回目は3回目の半分という具合に計算すると、

初回 2450時間 2回目 1225時間 3回目 612時間 4回目306時間 5回目 153時間 となり、合計で4746時間となり、1日2時間では6.5年となります。一日4時間の勉強でも3.25年となり大学1年から勉強をスタートしなければ間に合いません。そして近年の市販参考書のページ数は400ページ越えのものが増えていることを考えると、一番簡単な暗記科目だけでも大学在学中にはマスターできない分量となっていることがわかります。そして、これは公務員試験の筆記試験のほんの一部のための参考書を例に挙げているだけなのです。教養40点、専門40点配点とすれば、この7科目で取れる点数は半分以下の35点でしかないのです。このような理不尽な勉強時間を想定した参考書が出回っているのが公務員試験業界というものなのでしょう。

しかし、本校では3か月程度、一日10時間勉強したとしても900時間程度で全く公務員勉強をしたことがない人でも合格しています。それはどうしてでしょうか?

まず、本校では試験別に過去問を学習すること指導計画の根幹としています。最初の地方上級、次に国家一般という具合です。上記7科目では地方上級の学習範囲が国家一般の学習範囲の40%程度に限定されています。さらに学習する問題は過去10年程度に出題された問題に限定しますので各科目とも50問程度に絞られてきます。つまり7科目で350問となるのです。これは代表的な過去問題集が一冊(1科目)に250問程度収められているとすると、2冊分に満たない問題数です。これをDVD授業(ウエブ動画授業)で40時間で指導する。これが本校の短期合格法の秘訣の一つです。

独学の場合、どの問題も同じように見えてしまい、どのようにポイントを押さえていいのかは過去問集の解説を読んでもわかりません。いわゆる得点のコツが書いてないからです。授業では「勘所」を最初に抑えて講義をしていますので、これら7科目の得点のコツをすぐにマスターすることができます。この「知識問題のコツ」を最初にマスターすることで、たとえ過去問集を独学したとしても、1冊について100時間もかからずにマスターすることができる。それが「合格者の視点」「受験マイスターの勉強法」ということになるのでしょう。

このコツがわかれば、次は国家一般でも、民法や経済でも、難しく感じることなく問題を解き、ポイントを押さえた理解が身につくようになります。

そして、この上に国家一般や国家専門官試験の問題を学習すれば、1か月程度の学習で合格点が取れるようになってしまう。これが2017年の本校通学クラス受講生の状況だといいっていいでしょう。

そしてこれは数的処理や文章理解、自然科学など難解な理論を理解しなければならない科目であっても同様なのです。つまり、受験勉強で多数の科目をマスターして合格した人間は「大量の情報の中から重要なものを取捨選択する方程式」を早期に構築していく術(すべ)を身に着けているといっていいでしょう。それは東大生に限ったことではないのです。

その方程式が拠り所とする第一原則は「出題された問題だけを確実に理解する」という「帰納法的な法則」です。そして第二原則は「出題された年度や社会状況から、翌年に出題される問題を予想し、それを重点的に学習する」という「演繹的な法則」です。

「過去問は過去に出された問題だから意味がない」という受験生は浪人必至です。試験は同じタイプの人間を選別したいのですから一定の選別理論に基づいて試験が構築されています。したがって過去問と違う問題が出る割合は1割程度。つまり過去に選別した人間以外の例外的な人間を採用したい割合が1割ということに基準を求めることができます。

したがって、公務員のように採用者の幅が狭い業種では、過去問で出ていない問題が出題される割合は、「国家総合職のような一番上の職種」でなければ1割以下になるはずなのです。

これは大学受験でも同じです。

話を元に戻すと、4746時間が、ほぼ90日に短縮される理由は、まさに「受験マイスターの合格視点(視野)」に基づいた、情報取捨選択方程式があるからだといっていい。私の受験指導経験と多くの過去問研究が、これだけの時間短縮を実現したといっていいでしょう。そして、その理論に基づいて作られた教材が必勝合格パックだったのです。

しかし、それだけで満足することはありません。さらに通学クラスでは日常的に過去問テストを実施して受験者の学習の偏りや勉強理論が合格に合っていないところを見抜き、得点のばらつきや科目別の「好き嫌い」を修正すべく、学習範囲や、試験時間配分、科目別の学習バランスをテストでチェックして指導することによって、受講生は知らず知らずのうちに「情報取捨選択方程式」をそれと知らずにマスターし、自発的に自分の勉強範囲を確定し学習時間を配分して合格に向かって合理的に行動できる人間性を身に着けていくようになったのです。

それは、大量の業務を合理的に時間配分して処理するために必要な能力を身に着けたと言い換えていいと思います。

それが本校の合格者というものです。過去においても、また、未来においても、「仕事のできる人間」=「公務員試験の合格者」という「採用試験の原則」を基本において指導していることが自然と「取捨選択方程式」のマスターが合格という結果につながることになったといっていいでしょう。

そして数的処理や文章理解でも、重要なのは「個々の解法理論」とともに「取捨選択理論」であり、また作業の時間配分であることは変わりません。全部の問題を正解することが求められているのではなく、ありうべき合格ラインに最短時間で到達する方法を見出す人間性を育てることが求められているといっていいでしょう。それが採用試験であり、大学等の入学試験の本質だと思います。

数的処理ができないのは、自分のやり方を通すことも一因です。合理的な解決法があるにもかかわらず、それを知ることなく意地になって自分なりの勉強法や得点ノウハウで勉強を続けるのが独学生と言っていいでしょう。多くの東大生が自分なりの合格法を生み出したとしてもその根幹にあるのは合理的な取捨選択をする人間性だと思います。非合理的な「好き嫌い」「得意・不得意」のような考え方を口にするようではこうした多数科目の試験を短期間で乗り切ることはできません。自分の個性を最小に抑えつつ、合理的な方法論とすり合わせて合格への「自分なりの方法」を生み出すのが合格者というものです。そして最も大切なのは、その合理的な方法論を誰から学ぶのかということでしょう。

独学では、皆さんの個性や経験だけで受験することになります。受験業界がなぜ300ページ、400ページの本を皆さんに提供するのか、また長い時間の講義を提供するのかは、出版社や取次店、また書店の棚の配列の都合、そして予備校の講師の手配の都合というものです。合格するための400ページが必要なのではありません。私の著者ですので書店の都合で本が出来上がることは承知しています。そこには合格法もへったくれもないのです。そして、予備校では民法・経済・数的だけを教えておけばいいということを声高にいう予備校担当者が増えている。そうした業界の状況の下で役所の採用担当者は「業界によって汚染された」偏った受験勉強をしている人間を「合格者」とは認めないかもしれません。「新方式」という「受け皿」を用意していのも、単に公務員試験業界の「長期間で非効率的な学習を強要する体質」(高コスト体質)を回避するための一便法であって、基本的には、多数科目の学習を効率よく短時間で終える人間を求めているという「原則」に変わりはありません。「新方式」は公務員業界の改善が期待できないという「悲観的な見方」に立って構築されているのですから、そこで選別される学生は「民間企業で仕事をしていなければ、きっと、短時間で効率よく合格するであろう人間」であることに違いはないのです。

「採用したい人」の第一条件とは「短時間で効率よく大量の業務をミスなく処理できる」ということであり、それが択一試験(短時間で大量の問題を効率よく処理することで高得点が取れる試験)が課されている理由であると思います。今まで不得意だったと思ったのは教える人間が不得意だったからに違いありません。これから勉強を始めて、今まで苦手だったものがなぜ苦手だと思ったのかを再発見してみることができます。今からでも変われます。自分をさらに高いレベルに上げることは誰でも可能だということの見本が本校ではないかと思っています。苦手なのではなくほかにやりたいことがあり、それを周囲がさせてくれたから時間配分が少なくなっただけ。そんなところが「不得意科目」「数的嫌い」の原因だったということが本校通学クラスでは実証されています。教える側の不得意が伝染しているだけと思ったほうがいいでしょう。

公務員試験の合格理論は、多数の講師が「切り貼り」で指導していく「パズルのようなもの」ではなく最初から完成された理論としてあるということに気づいてもらいたいものです。

 

Ⅰ 勉強(数学でも)は暗記です

私がおすすめしている勉強法基本は過去問を反復練習して「条件反射的」に正解が出せるように徹底的に暗記することです。数学は暗記ではないという人もいますが、私が東大に合格した時には東大過去問の「記述式問題」40問厳選して完全に暗記していました。英語や古文、漢文と同じように数学や物理、化学の問題も正解を徹底的に暗記して覚えることで東大も合格できます。

その前提として大切なのは、合理的な解答法で暗記することです。公式を丸暗記して、数値だけを代入するような暗記法ではだめで、どうしてその公式を使うのか、どうしてその解法がベストなのかを合理的に理解していなければなりません。その「合理的理解」に基づいて解法を選択することが最も適切で短時間で正解を出せるからです。

そして、どのような解法を選ぶかは「問題文が教えてくれる」というのが学習法の基本にあります。問題文に解法のヒントがありますので、新作問題のように「煩雑なだけの問題」をやることは避けた方がいい。さらに、同じ問題を完全暗記するのが短期合格の秘訣として「必勝合格パック」を制作しました。

Ⅱ 短期合格学習法のコアは専門重視の学習

必勝合格パックでは専門を重視した教材構成になっています。それは数的処理や英語、自然科学が「一朝一夕」では得点力が伸びないからです。

これに対して、政治学や行政学、経営学、社会学のように学説中心の科目では「何が正解か」を決めるのが難しいが、独特の学習スタイルで勉強すれば簡単に得点が取れることがわかっていました。また、経済のように専門的な微分を使う科目は、難易度の高い問題が出ていないことがすぐにわかりました。さらに憲法・民法・行政法は条文や判例以外を勉強するのは無駄だということは実務を経験していたので学説はできるだけ講義では紹介しないようにしています。さらに財政学は今の日銀総裁黒田さんの著書を読んでいたので、これも簡単な問題しか出ていないのがすぐにわかりました。

また教養社会科学は専門の憲法・政治学・経済学・財政学から出題されているので専門科目をしっかりと勉強した方が得点が取れます。つまり専門重視であることが教養まで得点できる学習法だと言っていいでしょう。

また特別区の経済は非常に易しく、これが地方上級の平均的な問題レベルであることがわかり、出題パターンも決まっているのでDVD教材では「経済計算問題」だけをまとめた講義を作成しています。これだけで地方上級の経済出題パターンを網羅してあるので経済が苦手な人には便利な教材です。

こうした授業構成によって、地方上級の専門なら6週間程度で8割以上の得点が取れると考えて必勝合格パックを専門重視に仕上げました。そして地方上級専門科目を基礎に勉強すれば国税・国家一般の専門科目も容易に高得点が取れることになり、地方上級専門講座の後継版として国税・国家一般講座を完成させました。

このようにして2014年に必勝合格パックが完成し、合格法と勉強法がリンクした教材が完成したのです。

Ⅲ より高得点のための教養試験学習法(数数的理と自然科学の克服)

数的処理を代表とする教養科目は勉強範囲が確定しにくい試験です。そして私は中学受験をしていたので数的処理の資料解釈以外が中学受験算数であることもすぐに気づきました。事実、受講生でも中学受験をしている学生は数的処理を苦にせず、受験していない学生は苦労していることからもそれはわかりました。また自然科学は計算あり、知識の内容も非常に理解が難しく人文科学や社会科学のように表面的な学習では得点できないことから、「出題範囲が非常に狭いのではないか?」と推測して過去問を網羅的に検証した結果、特定の範囲だけから出題され、また、自然科学の素養のある人に簡単に解ける問題だが、一朝一夕に理解させるのは難しい分野であることもわかりました。そこで、教室授業では数的処理と自然科学を重点的に指導するようにし、人文科学と社会科学は要点まとめだけの教科書を作成して指導することとしました。

要点まとめの教材が一橋書店さんから出版されている人文科学、社会科学です。

数的処理の授業では他の予備校の10倍以上の問題数、講義時間で勉強します。また何度も反復して練習するように毎週日曜日にテストを実施し「使って覚える」という教養独特の学習方法を予備校でも実現しています。結局、数的処理は何度も反復して学習するだけではなく、本番の問題演習を繰り返して使いながら、易しい問題をケアレスミスしないようにすることと、難問を回避したり、特殊なテクニックを使って合理的に得点するという「極めて実践的」に習得することが必要な科目だと言っていいでしょう。

Ⅳ 一般職と上級職(総合職)との出題傾向の違い

さらに、国家一般・国税と地方上級・国家総合では出題分野や数的処理の解法が違うことに気づきました。

国家一般・国税が「積み上げ式」なのに対して地方上級、国家総合職は「ひらめき型」なのも、職務の特性による差別化があるのだと合点が行ったのを覚えています。

ⅴ 難問と平易な問題の出題バランス

そして年度別に難問の数が2~3問と決まっていることがわかりました。1回の試験で難問・中程度の難易度の問題、平易な問題の割合が大きく変わらないのです。難問は市販の問題集などで「頻出」として紹介されていますが、平易な問題、得点源になる問題は紹介されていません。そしてこの解法がわからないからほとんどの受験生は数的処理で苦労しています。そこで教養試験問題の中でも数的処理はできるだけ全部の問題(17問程度)を一度に講義するようにして、判断推理・資料解釈・数的推理・空間把握のように分野別に学習させることを避けるようにしました。これで問題別の難易度が偏らなくなり、学習上も、常に難易度の高い問題と低い問題をバランスよく学習して「穴のない」試験対策をすることができます。

このように平易な問題を数多く勉強することで、数的処理に対する苦手意識をできるだけ持たせないようにして学習することができ、試験勉強を必要以上に「難易度の高いもの」と誤解せずに済みます。

以上のように、公務員試験では「科目別」の学習よりも「総合的にバランスを考えた」学習をしなければなりません。そして、過去の予備校経験、学内講座経験から、それを複数の講師が調和を取りながら実践するのは不可能であるということもわかっていました。そこで、講師一人で予備校を立ち上げるためにDVD教材を制作して多数の科目を「統一指導方針」に基づいて作成し、教養科目は過去問演習を毎週行って、その解説を翌週に行うという授業形態にしたのです。

このように実践的な授業とDVD教材のおかげで、毎週の演習でめきめきと実力が伸び4~8週間程度で択一試験合格ができるだけの予備校が完成したと言っていいでしょう。

〇 日々の学習習慣が大切です。

どれほど良い教材を使っても、日々の学習習慣が試験に向けて合理的に構築されていなければ本番で合格点を取ることはできません。そこで、推奨する学習習慣を列挙します。

Ⅰ 朝5時には起きて、通勤前2時間は勉強できる時間を作る。大学生の場合は、本番前2か月は朝5時に起きて勉強する。

Ⅱ 家の中で目に付く場所(机の前の壁・トイレのドアの裏側・階段の踊り場・洋服ダンスの裏側)などに、重要な知識はポストイットなどで張っておき自然に目にするようにして暗記(反復)する。数的の解説もA5サイズくらいにしてカレンダーのようにして壁に貼る。

Ⅲ 通勤・通学中に5分あれば勉強できるようにする。数的の問題を単語帳のような大きさにして持ち歩く。

これを実現することが、短期合格につながります。

〇 合格の法則はない?

受験生の多くが「合格の法則」を求めます。 すべての試験に当てはまる解法や、得点法を求めますが、そもそも試験を実施する人は、他の試験との差別化を目的として試験を実施します。大学受験でも採用試験でも、他の大学や他の職種と同じ問題にならないように差別化しますので、皆さんが考えるような「合格の法則」「万能の解法」を見つけることはできません。論理的思考方法としてカリスマ講師のマル秘授業公開で紹介した「あてはめ」や「多数決の法則」がありますが、これは「問題を解くための技術」というよりも「問題を作るための技術」「難易度を調整するための技術」であって「論理的に思考すれば当然にこうなる」という技術でしかありません。 公務員試験で最も効率がいいのは、一つの試験に絞って受験勉強を始めることです。たくさんの試験に受かったとしても、何年もかかってしまえば「効率が良い」とは言えません。したがって法則を求めることは不合格への法則と言っていいでしょう。

公務員受験でも大学受験でも、受験生を苦労させているのは、合格レベルに達していない人が書いた難解な解説であるということです。無駄に字数が多く、かつ、理解しにくい解説ばかり。これが落ちる原因です。

〇 受験勉強は無駄ばかり!

東大に入る人間は、高校までの学習内容のすべてに精通している。

そう思っている人が多いと思いますが、それは間違い。勿論、私の先輩の小寺さんのように西高に入り、スーパー受験勉強をしてきた人もいますし、それをやり抜いた人も多い。

しかし、受験勉強のスペシャリストの多くが東大に入ってから感じるのが「受験勉強は無駄の集合体だ」という感覚ではないでしょうか?(勿論、その無駄こそが「脳みそ」を大きくし、そのキャパを増やし、集中力を高め、何物にも負けない努力心と向上心、胆力を生み出したことは否定しません。)

東大に合格した時に使った多くの知識や解法、そして、解答力というか、集中力や理解力というものは、それまでの10年以上の間に勉強したことのほんの一部だけであると感じた人は少なくないと思います。

勿論、その無駄こそが受験勉強なんだと思う東大生は少なくない。そして、私も大学時代はそう思ってきました。(しかし、それは「自分の人生を無駄と結論付けることができない」という人間の「サガ(性)」なのかもしれません。)

受験指導をするうちに、ちょっとアドバイスして、私が「使い慣れた解法や考え方」を教えるとすぐに上達し、合格していく人たちを多く見るようになってから、「あの時間は無駄だったのではないか?」と思うようになってきました。そして、諸外国の子供たちが非常に小さい時から高等教育に馴染み、そして大成していくことを知るようになって、私が中学一年生の時にアマチュア無線免許を取った講習会を思い出したのです。その講習会では大学生でもわからないような高度の物理や数学の式が教えられますが、私にはとても楽しい時間で、そして簡単に免許を取ってしまったのです。

つまり、専門的・高度であっても、教える人間と受ける人間の理解が合致すれば、それは若年者であっても簡単に理解できる程度の内容だということなのです。学問は所詮は簡単なもので、それを伝達する側に「難しくしよう」「自分の権威を維持しよう」という気持ちがあるから伝わらないのであって、それが「問題の解法」という至極シンプルな局面に立つと、教える側もシンプルに伝えなければならず、結果、「権威」などという上着を脱いで伝えなければならなくなるから、簡単に伝わるようになる。

そんな感じです。

何を言いたいのかというと、国立大学入試問題のように、問題を作る人間が非常に高い教養と理解がある人間であると、その問題を解答し、解説していく過程では、余計な「権威主義」や「かっこよく見せよう」的な教える側の「利己」が入る余地がなくなり、非常にシンプルにその学問のコアを伝えることができることになるということです。

これが、私が良く授業で口にする「問題から学ぶ」ということです。問題を作る人間のレベルが高いから、教える側のエゴが入る余地がなくなり非常にシンプルに学問が向上するようになるということです。それがセンター試験や、国立大学の入試問題、そして国家公務員試験、地方公務員試験の問題に見られる「教示」という現象なのかもしれません。

この現象を、合理化、定式化、そして方法論として指導してきたのが私の大学受験指導や公務員試験指導です。最もよい教師は「国公立や公務員のような公的機関の作成した過去問」なのです。

その指導に則って、解説していくだけで、様々な知識や理解、学問が大成していくことになる。その基礎が構築される。それを感じるようになってから、学校での勉強は「訓練」でしかなかったな。と思うようになったのです。それが「受験勉強の間違い」の結論と言っていいでしょう。

本校が、一人の講師で全科目を教えていけるのは、過去問という良いパートナーがあり、その向こうには、過去問を制作している多くの公務員や公的団体の職員の目に見えない苦労があるからだと言っていいでしょう。そうしたご苦労を、授業をやりながら、いつも感じ、そして、その問題の精緻さに感服しています。

皆さんも、まず過去問というものを直視して、そこに何を求めて、何を教えようとしているかを知ることが合格への最短距離であるということを知ってもらいたいと思います。

ゴールが何であるかを最初から意識して勉強する。それが「道に迷わない」最適の方法論だと思いませんか?

受験生の皆さんの中で、短期で受かりたい人、高得点で受かりたい人は本校へどうぞ。地方の方はウエブ通信クラスがお勧めです。

 

 

 

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