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公務員試験の試験科目一覧 ~東大カリスマ公務員予備校



公務員試験は教養試験(大学までに勉強した結果を判定する試験)と専門試験(法律や行政科目や、土木や理工系技術学習など役所で必要な専門知識の習得を確認する試験)、面接試験、集団討論、集団面接、政策討論、論文試験、専門論文試験、政策論文、適性検査、体力測定などの試験科目があります。
勿論、どこの試験でも上記のすべての試験を実施するのではなく、最難関の国家総合職ではほとんどの科目が実施されますが、人口数万人程度の市役所では教養試験と面接試験、適性検査だけというのが普通です。
体力測定は警察官や消防官試験で実施されるだけです。下に概略を示します(年度によって試験内容が変わりますので必ず試験要項を確認してください)
試験種別教養試験
(択一)
教養論文個別面接健康診断
※1
専門試験
(択一)
専門論文集団面接集団討論政策討論
(政策論文)
国家総合職  
国家一般職    
国家専門職    
東京都  
東京都
(新方式)
 
道府県庁※2※2※2 
警察官体力測定  
消防官体力試験  
東京23区  
政令市※2※2※2 
有名な市   
市役所〇※3   
町村役場作文  
上記のほかに適性検査を実施する場合が増えています
※1 健康診断の代わりに診断書を提出させる場合があります
※2 自治体によって試験内容はかなり変化していますので各自でご確認ください。
※3 自治体によってSPI類似の試験を実施しています
人口10万人規模の市役所になると教養試験と論文試験(作文試験)の記述試験は簡単ですが、面接は難しく、集団討論・集団面接など複数回実施されています。これは採用人数が若干名など非常に少ないので面接で適性を絞り込むためと言えるでしょう。面接試験の難易度は募集人員が少なければ少ないほど難関になります。 人口1万人以下の市役所では筆記試験の勉強はしなくても簡単に受かりますが、面接試験で何年も浪人する人が多いというのが実態です。受験するなら高校で受験する方が良いでしょう。大卒は超難関になります。
人口100万人に近くなる政令指定都市では記述試験が重要で面接試験はそれほど難関ではありません。例外は横浜市で3次面接まであり、面接が進めば進むほど圧迫度が高くなり質問内容が専門的になりますが、人によってはそれほど圧迫にならないので事前準備ができている人は圧迫されないということでしょう。

合格法の入口は過去問学習です

公務員試験受験生のほとんどが数的処理を苦手とします。30年特別区教養試験では数的処理19問中15問が過去問から出題!!


30年特別区の数的処理では<例年通り>19問中15問が特別区過去問から出題。
過去問を学習するのが公務員試験合格法の入り口です。

公務員試験は民間と同じく就職試験ですので「人の能力」を判断しますが、その中でも重要なのが教養試験と専門試験です。受験予備校での対策の95%がこの教養試験対策と専門試験対策です。
その勉強方法は予備校によって「専門重視」が中心です。それは教養は大学までの受験勉強の仕方によって大きく差が付くからです。偏差値の高い大学に合格しているかどうかではなく「どれだけ受験勉強をしてきたか」によります。
そして専門は暗記科目がほとんどで、経済でも典型過去問から出ます。そのパターンは20程度ですが、教養の数的処理や英語は大学受験までで差ができてしまっているために追いつくのが難しく、そこに重点を置く予備校は少ないと言っていいでしょう。
しかし数学が苦手でも数的処理が苦手とは限りません。それは先入観のためや学習教材の内容によっても違ってきます。なぜなら、数的処理も過去問からほとんどが出題されるからです。
下の表は平成30年の東京特別区試験問題の数的処理の過去問との対比です。「的中」というのは類似の過去問を授業で解説したか演習で実施した問題ということです。これを見ればわかるようにほとんどが過去問を勉強しておけば正解できる問題と言っていいでしょう。 ただ制限時間が90分なのでその時間内にどれだけできるかは「解くスピード次第」、つまり「スピードを競う試験」ということです。
専門試験は時間が余るほど簡単だが(知らない知識が出るので解けないだけ)、教養試験では時間内に解く練習が不足だと高得点は望めないと言っていいでしょう。 家で「ノンビリ」やれば解ける問題が多いですが試験会場の緊張した環境で短い時間で解けることを要求されているので、まさに反復学習が合否を決めると言って良いでしょう。
特別区数的処理問題番号問題内容過去の出題年度と番号
第10問リーグ戦の得点順位新傾向的中
第11問暗号新作 
第12問論理多数的中
第13問位置関係新作 的中
第14問順位多数的中
第15問位置関係多数的中
第16問面積多数的中
第17問公倍数多数的中
第18問速度多数的中
第19問仕事算多数的中
第20問公倍数多数的中
第21問資料解釈例年通り的中
第22問資料解釈例年通り的中
第23問資料解釈例年通り的中
第24問資料解釈例年通り的中
第25問展開図多数的中
第26問図形の折り返し多数的中
第27問立体の切断面積多数的中 
第28問図形の回転と軌跡新作 

過去数十年間の公務員試験では、数的処理で受験者の「特性」を判断してきています。それは民間のSPI試験の非言語と同じで「勉強傾向」が「仕事傾向」に似ているということが所以です。
公務員試験で最大のマンモス試験が東京特別区です。公務員試験受験生は全国で2万人程度で推移していますが、その半分以上が受験するのが東京特別区の公務員試験です。
東京特別区は地方転入者が多いことと、都内近郊の大学に全国から大学生が集まるため、地方出身者に広く門戸を開いている「珍しい」試験と言っていいでしょう。
したがって、その試験では全国の受験者の学力が見ることができるという公務員試験としても「標準」的な試験となっていると言っていいでしょう。その特別区試験でも毎年過去問が出題されています。 その状況は上に示したとおりです。数的処理のみを紹介していますが公務員試験の他の科目(憲法・民法・経済・行政系科目)でも毎年過去問と類似の問題が出題されています。 消防官試験や警察官試験では「全く同じ問題」が出ることもあります。このように過去問出題が反復して出されるのは特別区だけではありません。国家総合職でも同じです。他の試験でも同じです。
過去問が公開となったのは平成16年からで、それから現在まで14年分の過去問が公開されています。公開と言っても、国家公務員試験はすべて公開されていますが、地方公務員では東京都、特別区、警視庁警察官試験、東京消防庁消防官試験の4つに限られています。 自治体は47都道府県と1700の市役所がありますが、その中で公開しているのは2つだけですから、皆さんの受けたい自治体の試験問題はほとんど公開されていません。そしてその問題を本番試験会場から持ち出したり、他の紙に転記して持ち出そうとすると逮捕され刑務所に行くことになります (冗談ではなく平成27年に某有名公務員作家が逮捕され、平成15年には超大手資格試験予備校の社長が窃盗された問題を買ったことで書類送検されています。)。受験勉強について間違った努力をしてはいけません。
そこで地方公務員試験の対策は特別区と東京都の問題を手本にしていくしかありません。国家公務員の問題は地方公務員の問題とは傾向も難易度も大きく違うからです。
そして、数的処理は試験によって問題作成方法に一定の特徴があります。国家一般職の数的処理が計算能力や判断能力、数学や論理思考力を「平均的」に備えている人が得点が取りやすいとすれば、国家専門官試験は判断推理と資料解釈に重点を置き「要素数」が多いのが特徴と言えます。これは様々な統計資料を見て分析判断しなければならない職務だからと言っていいでしょう。
これに対して特別区などの地方上級では「短時間で解決方法を見つける能力」が試されると言っていいでしょう。知識としての数学や算数が試され「小学校での受験勉強」が高得点につながりやすい試験と言っていいでしょう。
このように過去問と言っても出題された試験によって特徴があり、短期間で整理して勉強することで合格し易くなると言っていいと思います。

社会人試験について


30代以上の民間企業経験者や公務員経験者を採用する試験として社会人試験があります。様々な機関が採用試験を実施ていますが大卒試験と違って「採用したい人」が決まっている試験も少なくありません。
具体的には「会計の専門的知識や経験」がある人などを求める場合もありますし、土木や電気関係の専門経験者を求める試験もあります。民間企業で総務や人事の仕事をしていた人が受かることもありますし、営業の人が受かることもありますが、基準が一定ではなくその時に自治体で不足している人材を補充するという 目的が強いので情報収集が重要になります。一次が高得点である方が良いですが、やはり面接力や職務経歴が自治体とマッチしている人の方が採用につながりやすいといっていいと思います。     

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