公務員試験<簡単合格法>
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公務員試験に関する情報を幅広く掲載しています。掲載内容は、公務員の種類・公務員のしくみ、日程、受け方、出願から、学習の始め方、試験内容、合格法まで多岐に渡ります。まだ公務員について何も知らない方から、すでに学習を始めている方や今年の本試験を受験して答え合わせをしたい方まで、公務員受験生のあらゆるニーズに答えます。
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公務員試験種類について<公務員のちがい>を確認しましょう
大卒・院卒程度職員採用試験
法規 | 職種 | 区分 | 受験資格(※) | 試験日 | 採用の中心 |
国会職員法 | 衆議院事務局職員 | 総合職 | 大卒 | 4月29日(★) | 若干名 |
一般職 | 大卒 | 4月29日(★) | 特にない | ||
参議院事務局職員 | 総合職 | 大卒 | 5月1日(★) | 若干名 | |
国会図書館職員 | 総合職 | 大卒 | 5月21日(★) | 特にない | |
一般職 | 大卒 | 5月21日(★) | 特にない | ||
国家公務員法 | 総合職 | 法律 | 大卒 | 4月第4日曜日 | 東大法学部生 |
経済 | 大卒 | 4月第4日曜日 | 国公立大経済学部生 | ||
政治・国際 | 大卒 | 4月第4日曜日 | 法学部経済学部生以外 | ||
教養 | 大卒 | 9月第4日曜日 | 東大教養学部生 | ||
行政 | 院卒 | 4月第4日曜日 | 国公立大学 | ||
法務 | 法科大学院卒 | 9月第4日曜日 | 司法試験合格者 | ||
その他区分 | 大卒(※) | 4月第4日曜日 | 各専門分野大学院生 | ||
一般職 | 行政区分 | 大卒 | 6月第3日曜日 | 国公私立文系学部生 | |
行政以外 | 大卒(※) | 6月第3日曜日 | 国公私立専門院卒 | ||
専門職 | 皇宮護衛官 | 大卒・他 | 6月第2日曜日 | ||
法務省専門職員(人間科学)(※) | 大卒・他 | 6月第2日曜日 | |||
財務専門職員 | 大卒・他 | 6月第2日曜日 | |||
国税専門職員 | 大卒 | 6月第2日曜日 | |||
食品衛生監視員 | 養成課程修了大卒(※) | 6月第2日曜日 | |||
労働基準監督官 | 大卒 | 6月第2日曜日 | |||
航空管制官 | 大卒・他 | 6月第2日曜日 | |||
海上保安官 | 大卒 | 6月第2日曜日 | |||
国家公務員法 特別職国家公務員 | 裁判所事務官 | 総合職 | 院卒 | 5月7日(★) | 10名程度 |
総合職 | 大卒 | 5月7日(★) | 15名程度 | ||
一般職 | 大卒 | 5月7日(★) | 文系大学 | ||
家裁調査官 | 総合職 | 大卒 | 5月7日(★) | 若干名 | |
大卒 | 5月7日(★) | 若干名 | |||
地方公務員法 | 上級職 | 行政(事務) | 大卒 | 随時 | 文系学部生 |
技術(土木・建築等) | 大卒 | 専門院卒生 | |||
専門(福祉・薬事等免許職)(※) | 大卒 | 免許取得・登録者 | |||
学校事務 | 大卒(※) | 教員免許取得者 | |||
警察事務 | 大卒 | 大学生 |
※ 受験資格が無くても出願し、試験会場で試験を受けることはできますが、合格しません。資格なしで落ちているのか点数不足で落ちているかは判明しないので受験要項をよく読んでください。受験資格については人事委員会で判定することが多いので問い合わせには回答してくれません。
★ 2022年度の実施日 実施日が変りやすいので毎年要項を確認が必要
上の表のように、各々の公務員試験は「異なる法律」によって定められています。
法律が違えば、選考基準が違うのは当然です。そのことがわかっている人は”職員でもほとんどいません”。
皆さんがあまり知らない職種について
公務員試験の変容
令和以降、試験の難易度が上がっています。これは択一試験が”足切り”ではなく、総合的評価の対象となったためです。パターン1) 択一試験→論文試験→面接試験→人事院(人事委員会)審査→(健康診断・適性検査・性格検査)→最終合格→ 配属機関による採用面接 → 内定
最終合格者の人数が、募集人数の2.0~2.9倍であり、この”採用候補者”の中から、採用者を面接で選考する。人事院、人事委員会は、受験者の試験では測れない個人的な素行や特性を審査して、最終合格者を決定し、配属機関(国・都道府県・市役所・区役所等)に対して採用候補者名簿を提示する。
パターン2) 出願時にES・面接カードを提出させ書類選考+択一試験選考→論文試験→面接試験→ 人事委員会審査 → 最終合格(=内定)というパターンの試験
パターン3) ES選考→択一試験(SPI)→論文(作文)試験→面接試験→(健康診断・適性検査・性格検査)→最終合格(=内定)
パターン4) 択一試験(SPI)→論文(作文)試験→面接試験→(健康診断・適性検査・性格検査)→最終合格(=内定)
〇 コンピテンシー面接の採用(平25年) 面接で「私は部活のマネージャー」という虚偽に近い記載・発言が増え、事実を確認することが必要となった。
〇 性格検査の採用(※) 面接カードや面接での口述について、心理面での「書証」として性格検査が適用された。
〇 健康診断の採用 肥満・基礎疾患などが感染症重症化に対して大きな要因であるとされ、感染症対策として健康診断の重要性が注目されてきた。
〇 適性検査の採用 職務に対するストレス耐性を測ることが、採用後の配属等において必要になり、適性検査が多くの試験で採用された。
〇 心理面・健康面の重視 公務員として心身ともに健全であることが国民・住民に対する事務を処理する上で必須条件となった。
以上の新設項目の中で、特に重要なのは、性格検査である。これは面接での口述内容と、面接官の形成した心証の客観的な物証として機能する。つまり、面接は「客観的なウソをつかない」ことだけを試す試験から、「チームワーク・連携」をして公務に貢献できるかを試す試験になった。
このように、面接試験が性格検査・適性検査・コンピテンシーによって補完され、配属人事において大きな要素として注目されているというのが令和以降の採用試験です。
これらの新設項目は択一試験で”足切り”不合格になる人でも合格できる可能性を示していることとともに、公務員としての成長の可能性を①説明会参加、②インターンシップ、③ES、④面接カード、⑤面接(公務員適性)・採用面接(職務適性)という5段階で審査する、非常に難易度の高い試験になったと言って良い。
これに伴い、択一試験の難易度も非常に高くなり、合格最低点が引き下がる傾向にあります。<択一しかできない人>が落ちる時代到来です。
東大公務員予備校では以上の5つの要素を18年前から国家総合職だけでなく、地方上級・国家一般試験においても対策実践し成功を納めている。
簡単に合格するためのポイントは説明会での行動の管理、文書表現力(ES/面接カード/論文)の習得、性格検査の適切な受験の3点に集約される。
性格についてはグループワークでも検証されるので「組織人としての所作」を身に付けることが必要になる。
企業でのOJTでは身に付けられない人を”採用前”に振り落とすのが今の公務員試験。求める人材像が変わったのである。
面接本やネット情報ではアップデートできず、実践すれば落伍する。競争相手がどんどん自滅するから本校受講生はより一層合格しやすくなった。
公務員試験では面接試験は何のためにするの?
皆さんが思っているような目的(良いことを話せば受かる)ではないです。本校合格者では「志望動機」だけを読み上げて終了し合格する人が多い。
これは上記の①~⑤を的確に対策しているためです。
ネット情報に従って面接を受けると不合格になるはずです。
ネット情報で受かった人は「自治体が欲しい人材」だったから合格しただけです。
全員が”落ちるやり方”で面接を受けるので、採用側は「人数調整が楽」でいいですね。
簡単合格法
詳細は受講生用クラウド授業でお話ししています。
〇 競争試験と選考試験
公務員の採用試験には採用試験の評価だけで採用者を選抜する「競争試験」と、一定の資格を持つ人(例えば司法試験合格者や公認会計士資格者)が採用試験を受けることで採用される「選考試験」の二種類があります。
国家公務員は「プロ集団」になれるかどうかの採用試験ですが、基本的に「長く勤めればプロになれる」的な仕事ですので、勉強量に比例して合格は近くなります。
これに対して地方公務員は、地域の人柄、地域の特殊性、地域における差別や偏見、方言、地域の人の考え方がわかっている必要があります。したがって、学校で習うような「勉強」では対処できない試験になります。
ここまでは、公務員試験の入り口としての知識や常識を紹介しました。